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地域の皆様のコミニュティ


 

ご紹介します

2022・4・15   [ボランティア] 楽しく社会貢献!「大和すたんぷクラブ」
2020・5・15   [江戸そば打ち] 江戸流に拘る!「江戸そば打ちの会」
2019・11・15   [フラダンス] とっても明るい遊び仲間たち「ホアパアニ」
2019・7・12   [卓球] 卓球の技術向上を目指す「バナナクラブ」
2019・3・8   [百人一首] 優雅に脳内細胞を活性させる「百人一首+(プラス)の会」
2018・8・27    [コーラス] 至高のハーモニーを目指す「混声合唱団オリオール」
2018・5・11    [体操] 体力と筋力の救いの神「リフレッシュサークル」
 2017・12・11  [点訳] 点訳でボランティア活動「点字ペンペン草」
2017・11・8  [合気道] 心と身体の健康を育む「中野合気道クラブ」 
2017・8・28   [茶道] 非日常の空間で心を解き放つ「大和の会」
2017・5・22  [墨絵] 墨絵を通して自然と戯れる「大和墨絵の会」
2017・3・27   [手芸] 心の幸せを手作りする「まゆ玉の会」
2017・2・24  [喫茶] 地域の皆さまに愛される「カフェ・カトレア」
2017・2・24  [仲間作り]  おじさんの地域デビュー「しゃべっても良員会」
2017・2・20  [ラジオ体操] 32年の健康歴史を持つ「大和公園ラジオ体操会」
2017・2・20  [朗読] チームワークが自慢「大和朗読の会」
 2017・2・20 [健康体操]  お年寄りの心と体の健康を支える「健康体操カトレア」
2017・2・17  [パソコン] パソコンの駆け込み寺「大和パソコンクラブ」
2017・2・17  [卓球] 楽しい卓球を目指す「スピン」

 [ボランティア] 楽しく社会貢献!「大和すたんぷクラブ」

 当センターで毎月第2木曜日に開催している、使用済み切手を切って整理するボランティア活動の「大和すたんぷクラブ」をご紹介します。主催は中野区社会福祉協議会で、2021年6月にスタートし、この日は7名の参加者で活動していました。
 整理された切手は換金して、ボランティア基金に積み立て、災害時のボランティア活動資金などとして活用されています。参加者の方々に聞きました。参加したきっかけは?「とにかく暇だから」「友人に誘われて」「何か、社会の役に立ちたかった」。参加しての感想は?「無心になれていい」「切手の絵柄が楽しい」「頭を使わなくていいのでラク」そして皆さんが声をそろえたのは「話を聞くのが楽しい!」でした。取材中も、お気に入りの料理レシピから、珍しい食べ物、最近のトレンド、高円寺や中野のお店など、話題は止どまることなく続いていました。担当者の後藤さんに、皆さんへのメッセージをいただきました。「人と話すことが苦手でも何か始めたい方、高齢になっても活動したい方が、気軽に参加できるボランティア活動として始めました。切手を切るだけでも良し、お話ししながらでも良し、とっても明るく賑やかな場になっています。ぜひ、お気軽にご参加ください」。
 
     整理された切手

  手は忙しくても、口と耳は暇なんです
 社協の担当者、左から後藤さん、浅野さん、
二瓶さん、小山さんです

 [江戸そば打ち] 江戸流に拘る『江戸そば打ちの会』

 毎月1回、当センターの調理室で活動している『江戸そば打ちの会』をご紹介します。
 代表の遠藤知行さんが会を立ち上げて23年、当センターでの活動は13年になり、現在は13名のグループです。今や中野区のほか、新宿区・渋谷区・練馬区でそば打ち講習会を開いたり、イベントで手打ちそばを提供するボランティア活動も行っています。この会の拘りは“江戸流そば”で、そばの太さが1.5mm以内の細麺です。これは江戸っ子が威勢よくすするために細いそばが喜ばれたそうです。
 そば粉は北海道産に拘った二八そばで、麺造りの工程で拘るのは、最初のそば粉と割子を混ぜる水回しです。水回しの習得には3年かかる、と言われるほど重要な作業なのです。さらにそばの旬にも拘り、この会でそばを打つのは、新そばが手に入る8月下旬から、翌年4月一杯まで。5月から8月は讃岐うどんを作ります。お昼になると全員で作ったそばで食事タイム。取材の私もご相伴に預かりました。腰の強いそばに、遠藤さん自家製の甘過ぎずコクのある麵汁がよく合い、美味しくいただきました。
 会員の皆さんに、そば打ちをやっていて良かったことを聞きました。「そばが好きだから作っていて楽しい」「ここで作るそばは美味しい」「持って帰ると孫が喜ぶ」など、自分も家族も嬉しくなる会のようです。いかがです、あなたも楽しくて美味しい『江戸そば打ちの会』に参加しませんか。見学や参加希望の方は、当センター受付の電話で開催日をお尋ねください。

        “拘りそば打ち衆”の面々です

    代表の遠藤和行さん
      師範代の目が光る研究生のそば打ち   江戸そばの完成!
 全員で美味しくいただきま~す

 [フラダンス] とっても明るい遊び仲間たち「ホアパアニ」

 毎週水曜日の10:00~12:00まで、センター地下の音楽室で活動しているフラダンスの「ホアパアニ」をご紹介します。
 「ホアパアニ」とは、ハワイ語で“遊び仲間”という意味だそうです。長年フラダンスをやってきた三木実香子さんが、センターでグループ活動を始めて6年になります。現在の参加者は主婦の方が3名で、お子さんも一緒に来ていて、本を読んだり遊んだりしてお母さんのレッスンが終わるのを待っていました。とてもアットホームな雰囲気のグループです。レッスンを拝見しましたが、ステップと腰の角度が難しく、繰り返し練習する間も笑い声の絶えることはありませんでした。参加者の皆さんにフラダンスの魅力を聞きました。「音楽が明るいから、気持ちも明るくなる」「音楽とダンスの空気感が好き」「体を動かすので、肩こりや便秘にいい」。主婦の方々にはホアパアニの意味どおりの、遊び仲間と優雅に楽しく過ごす時間なんですね。皆さんへ三木さんからのお誘いの言葉をご紹介します。「あなたの都合のいい時に来て、一緒に楽しみましょう。お子さん連れも大歓迎です。ぜひ、見学においでください。お待ちしています」。お子さんに、お母さんの新しい姿を見せるのも素敵だと思います!
   溌剌とした元気な笑顔もホアパア二効果です
  代表の三木実香子さん
  レッスンは明るく、優雅に、真剣に

 [卓球] 卓球の技術向上を目指す「バナナクラブ」

 毎週火曜日の13:00〜16:00まで、センターのレクホールで活動している、卓球の「バナナクラブ」をご紹介します。「バナナクラブ」は、会長の遠藤和行さんが8年前に当センターで立ち上げました。遠藤会長が最初に作った卓球グループは、初心者に卓球の楽しさを教えるグループでしたが「大会に出られるようなメンバーを育てたい」という思いから「バナナクラブ」を結成したそうです。
 クラブ名も技術難度の高いチキータバナナから付けたそうですが、クラブの覚悟のほどが感じられます。現在、同じ目標を持った男性5人、女性6人が参加していますが、平均年齢70歳を超えているそうです。
 練習は試合形式のダブルスでした。皆さんの足運びの速さと力強さには、感心させられました。メンバーの方々の感想は「自分のテーマを試させてくれる」「試合向けの練習だから勉強になる」「自分の技術の向上レベルが分かる」など、これが平均年齢70歳以上?と思うほどの卓球技術に前向きな言葉でした。
 今、遠藤会長の思いは実現に向かっているようです。都内の体育館で100人もの参加者が集まる大会を「バナナクラブ」主宰で毎月開催しています。毎年行われる「大和地区まつり」の卓球大会では、メンバーが必ず優勝・準優勝に輝いています。
 あなたもこの仲間に入って、体を動かす楽しさと、勝利の喜びを味わってみませんか。遠藤会長もおっしゃっています。「試合に出たい方、向上心の ある方なら、どなたでも待っています」。

 常に上を目指す、心の若さを誇るメンバーです。

 試合形式の練習は迫力があります。

会長の遠藤和行さん

 [百人一首] 優雅に脳内細胞を活性させる「百人一首+(プラス)の会」

 毎月土曜日の午前10:00~12:00までセンターの洋室1号で活動している「百人一首+(プラス)の会」をご紹介します。
 「百人一首+(プラス)の会」は5年前に当センターで代表の小澤多恵子さんが立ち上げ、現在12名のグループです。1日のカリキュラムの内訳は、最初に小澤さんが講師を務める勉強会です。1回に二人の歌人の和歌を選び、歌人と歌の意味や時代背景などを勉強します。聞いていて面白いと思ったのは、はるか昔の平安時代の恋の歌の男女の心模様を、現代の女性たちが自分なりに推し量り、意見をぶつけ合う賑やかさでした。30分ほどの勉強会が終わると、机をくっつけて並べた上に、取り札をまいてカルタ取りが始まります。人数を2組に分けるので、カルタも2組用意しています。上の句の読み手は小澤さんです。取る人たちがなかなか見つけられない時は、読み手が取っちゃうこともあって、キャーキャーワーワー楽しいカルタ取りでした。最後のお茶タイムで2時間が終わります。
 参加している皆さんは「百人一首は子供の頃の思い出で、懐かしい」「和歌が心地よくて好き」「ボケ防止です!」「お茶の時間が楽しい」「ワイワイやって、すっきりして帰れる」と口々に話してくれました。どうやらこの会には、懐かしくて、心地よくて、すっきりする魔法があるようです。
 代表の小澤さんは「ぜひ一度和歌の美しさと、グループの賑やかさを見に来てください。楽しいですよ」と皆さんへのお誘いを語ってくれました。

      元気で明るい仲良しグループです
    
      時々激しい奪い合いもあります
 
   代表の小澤多恵子さん

  静かなようで賑やかな勉強会

 [コーラス] 至高のハーモニーを目指す「混声合唱団オリオール」

 毎年大和地区まつりの文化祭で、美しいハーモニーを聴かせてくれる「混声合唱団オリオール」を紹介します。
 オリオールは発足して5年になりますが、団長の髙山祐司さんと副団長の山崎敦子さんを中心に、プロの指導員の小林昭裕さんと和氣友久さんを含め、現在は16名のメンバーです。古今東西のクラシックをレパートリーに、これまで4回の定期演奏会を開催しました。
 取材当日は10月の大和地区まつりと、来年2月に予定されている5回目の定期演奏会のための練習をしていました。ひとつの曲を、まずは男性と女性に分かれてそれぞれのパートを合わせる練習をした後に、全員で仕上げの確認をしていました。髙山団長にオリオールの目標を聞きました。「私たちは、合唱の神髄であるハーモニーの美しさを、追求し続けたいのです」。メンバーの方も「高い完成度を目指す分、やりがいがある」と、楽しそうに話してくれました。 最後に、髙山団長から皆さまへのメッセージをいただきました。「毎週土曜日の13:00から大和区民活動センターで練習をしています。まずは見学に来てください。プロとアマの面白い素敵なハーモニーをご披露します。とくに初心者の方は大歓迎です!一緒にハモってみませんか?」。
 いかがです?あなたも舞台に立つ日を夢見てみませんか。オリオールは快く迎えてくれますよ。

(前列左から)指導員の和氣友久さんと小林昭裕さん、団長の髙山祐司さん、副団長の山崎敦子さんと会員さん。 
 
    センターでの練習風景。

    今年の地区まつりも出演予定。 
 
  ルーテル市谷教会での第4回定期演奏会。

 [体操] 体力と筋力の救いの神「リフレッシュサークル」

 当センターで水曜日の18:00からサークルを開いている「リフレッシュサークル」をご紹介します。真美健康体操のインストラクターをされている藤川しのぶさんが講師で、代表は大野美鈴さんです。サークル結成から当センターで活動を始め、18年を迎えた現在の参加者は7名です。
 このサークルの目的を藤川さんにお聞きしました「今の体力と筋力を落とさないために、交感神経と副交感神経を刺激するストレッチを行っています」。カリキュラムは、まずウオームアップで体をほぐした後、アップテンポの曲でリズムストレッチを行います。これが交感神経を興奮させ、筋力アップに役立ちます。ここで一休みをして柔軟ストレッチに移ります。十分に足・腰・肩を動かした後は、気功で体と心をリラックスさせて、最後のクールダウンで終了です。メンバーさんの感想は「いい汗で気持ちがリフレッシュできる」「体を動かす機会がないので、大切な時間です」「藤川さんの目が行き届いていて、それぞれに合ったストレッチをやってくれる」そして「美人で人柄の良い藤川さんや、皆の顔を見るのが楽しみ」。藤川さんからも一言いただきました「もう歳だから、なんて諦めないでください。体力・筋力はアップできるんです。見学、大歓迎ですよ!」


講師の藤川しのぶさん(前列右)代表の大野美鈴さん
(前列左)と会員さん

  みんな楽しくリズムストレッチ

     体の歪みを整えて

 柔軟ストレッチで体と心をリラック 

 [点訳] 点訳でボランティア活動「ペンペン草」

 当センターで火曜日の午前中に活動している、点訳グループ「ペンペン草」を紹介します。グループ発足から38年もの実績を持ち、現在は三浦紀美子さんを代表とする13名のグループです。「ぺんぺん草」では筑波大附属視覚特別支援学校の本や、ボランティアセンターの「そよかぜ」などの点訳をしています。点訳の作業は、点訳ソフトを入れた自宅のパソコンで行います。点字には漢字がないので、ひとつひとつの言葉を正確に伝えるために、何度も点訳する本を読み返すそうです。
 皆さんに点訳を始めたきっかけをお聞きしました「本が大好き、読めない人の力になりたいと思った」「子育てが終わって、生涯をかけてやれることを探していた」「耳が聞こえないわが子のために始めた」など、聞いていて心に響くお話ばかりでした。「ペンペン草」は、本が大好きで、優しい思い遣りを持っている人たちの集まりなんだ、と思いました。点訳を習うには、沼袋の障害者会館で中野区主催の点訳講習会があります。毎年、前期(5月~7月)の初級と後期(9月~11月)の中級が行われます。先ほどの始めたきっかけのお話を、もう少し紹介します「目を患っていて、見えなくなる前に始めた」「ボケ防止のため」そして「10年早く始めれば良かった」。
 興味を持たれた方は、センターでの活動日に「ペンペン草」をのぞいてみませんか。本との出会いもあり、とてもやり甲斐があるので、大和町の皆さんにもぜひ参加してほしいそうです。メンバーの皆さんの熱い想いや、講習会のことなど丁寧に教えてくれますよ。


     本が大好きな”優しい心”の勢ぞろいです 
 
 代表の三浦紀美子さん(右)と
 副代表の村松良子さん

  真剣な中にも漂う和やかさ

[合気道] 心と身体の健康を育む「中野合気道クラブ」

 毎週土曜日16:00~17:30に、当センターのレクホールで稽古に励む「中野合気道クラブ」をご紹介します。
 師範を務める代表の浅井英明さんは合気道歴29年にもなり、当センターでクラブを始めて7年になります。現在の会員数は18名です。レクホールには合気道の創始者・植芝盛平さんと、浅井さんの大師匠である鈴木利信さんの写真と書が飾られ、練習の始めと終わりには、全員で正座してお二人に礼を捧げます。
 浅井さんにクラブの特徴と育てたいことを聞きました「私は強さを求めるより健康法を第一に指導しています。会員さんの年齢が、下は小学校2年生から上は73歳の女性と幅が広いので、子供には大人に対する礼儀を、大人には子供への思いやりを育てたいと思っています」。このクラブには女の子も含めて女性が7名、親子で3組が参加しています。子供たちは「楽しい!体が丈夫になった」「苦手だった運動が出来るようになった」。お母さんたちは「最初は護身術のつもりだったけど、今は子供と同じ目線で考えられるのがいいですね」と話してくれました。練習が終わると子供たちはモップで床掃除。規律がとてもしっかりしていました。
 いかがです?親子でOK,高齢者もOKの健康合気道を一度のぞいてみませんか。子供たちの元気な稽古を観ているだけでも、活気が伝わってきて楽しいですよ。
 
      まるで家族のような皆さんです

   静かで優しい浅井師範 
 
       関節技の稽古

     大先輩のお二人が稽古を見守る

 [茶道] 非日常の空間で心を解き放つ「大和の会」

 毎月第2木曜日(午後)と第2・第4日曜日(午前~午後)に、当センターの和室で茶道を楽しむ「大和の会」をご紹介します。
 会長の山岸節子さんと講師をされている谷口宗鶴さんが、センターで会を開いて7年になります。現在会員は女性だけの9名です。谷口さんに茶道の魅力を聞きました。「茶道のお点前には、色々な厳しいルールがあります。でも、このルールのすべてが相手を思いやる”おもてなしの心”なんです。そして茶道はお点前だけじゃなく、習字・生け花・お香・和歌といった日本の伝統文化をも含めて茶道なのです」。お茶以外にも、習字や生け花を習うとはちょっと驚きましたが、会員さんたちは「静かに日本の文化の中に身を置く、貴重な時間です」「精神的にリラックスできて、思いやりの気持ちが持てる」「気持ちにゆとりができ、生活や仕事に無駄が無くなりました」「非日常の経験が楽しい」そして口を揃えて「谷口さんの人柄が好き」と、楽しそうに会の感想を話してくれました。どうやら茶道とは、お茶をたててもてなすだけじゃなく、静謐な心を磨く道なのだな、と思いました。山岸会長さんから皆さんへのお誘いの言葉をいただきました。「この日本文化に溢れる空間を、私たちと一緒に楽しみませんか。どうぞお気軽に覗いてみてくださいね、歓迎します」

    お稽古は厳しいけど、和やかなグループです 

  会員さんの所作を見守る谷口さん

    山岸会長(左)と谷口さん

[墨絵] 墨絵を通して自然と戯れる「大和墨絵の会」

 毎月、第2・第4月曜日の13:30~16:30に、大和区民活動センターの集会室で教室を開いている「大和墨絵の会」をご紹介します。 「大和墨絵の会」は、結成して35年になるそうです。現在会員は10人ですが、最初から参加している93歳の女性も、元気に作品作りに励んでいます。講師の宮本和郎先生は、会の結成にも尽力をいただいた方で、お話には会への深い愛情が感じられました。取材日は、会員の方々が描いた植物の絵を黒板に貼り、先生が批評されていました。「ただ植物を描くのではなく、この植物が生かされている環境、光・水・空気・風を、まず描く人が感じることで、見る人に植物の生きる姿が伝わる」と、先生は話されます。会員の方々も熱心に、せり出すようにお話を聞いて、自分の絵に取り組んでいました。
 会員の方々に会の感想を聞きました。皆さんが第一に口を揃えて言ったのは「先生の絵が好き、話が好き、先生に会うのが楽しい」でした。そして「自然が身近に感じられる、掛け替えのない時間が持てる」「墨絵を通して考え方が自由になった」と、話してくださった皆さんの目は、輝いていました。
 会長の佐藤幸枝さんから、皆さんへのお誘いの言葉をいただきました。「宮本先生は筆遣いの技術以外にも、物の考え方を教えてくださいます。そんな先生がみんな大好きで、いつも明るく楽しく絵を描いています。一緒に習いたい方、大歓迎です。一度見学に来ませんか」。興味を持たれた方は、センター受付までお問合せください。
 
  真剣だったり、笑い合ったり、素敵なグループ

    先生のお話に聞き入る会員さんたち
 
       会員の方々の作品

     佐藤会長(左)と宮本先生

 [手芸] 心の幸せを手作りする「まゆ玉の会」

 毎月、第1・第3木曜日と第2金曜日の10:30~15:30の時間帯に、大和区民活動センターの集会室で教室を開いている「まゆ玉の会」をご紹介します。
 主宰の稲尾宣子さんがつるし雛に興味を持ったのは、旅行先の鬼怒川でおばあさんが作っているつるし雛に魅せられたことでした。最初は友人2人とつるし雛を作っていましたが、高円寺の商店街のまつりで、つるし雛を出展されていた大浦昭枝先生に出会い、先生と一緒に大和区民活動センターで教室を作ることを決意されたそうです。
今は16人に増えた会員さんたちは「出来上がるまで時間がかかるけど、目標があるから頑張れる」「一針・一針コツコツが好き」「時間をかけた分、愛情が生まれる」と嬉しそうに話してくれました。出来上がった作品は、お孫さんや友人たちへと、渡す人は作る前に決めているそうです。素敵な言葉を聞きました。渡すことを「お嫁入り」と言うそうです。手塩にかけた娘さんなんですね。
 最後に稲尾宣子さんの言葉をご紹介します。「とっても明るい教室です。手は忙しいけど、口は暇なので賑やかにやっています。とにかく作っていて自分が楽しいんです。もし興味があったら私に声をかけてください」。
 いかがです?作って楽しい、プレゼントして嬉しい、素敵なつるし雛の魅力にあなたも触れてみませんか。
 
       お嫁入り前のお雛さまと一緒に

      黙々とコツコツと楽しんでいます
 
    3年かけた作品です

    大浦先生(左)と稲尾さん

[喫茶] 地域の皆さまに愛される「カフェ・カトレア」

 毎週水曜日の10:00~15:00まで、大和区民活動センター1階ホールでオープンする地域のコミュニティカフェ「カフェ・カトレア」をご紹介します。
 「カフェ・カトレア」は25名のスタッフ(代表・中山孟子さん)により、3部会(会計・企画・物品)から構成され、シフト制を導入している運営委員会事業です。スタッフは発足当時からほとんど変わりはなく、中野区内で独自に運営している”地域のコミュニティカフェ”は「カフェ・カトレア」だけだそうです。スタッフの方々は「人の役に立てるのが嬉しい。皆さまには、気軽にお友だち作りや情報交換の場として、利用していただきたい」とおっしゃり、いつも優しい笑顔で接客されています。
 カフェのメニューは、コーヒーか紅茶(ポット)にお菓子がついて200円です。お菓子は地域を応援するため、洋菓子は中野区障害者就労施設から焼き菓子を、和菓子は地元のお店から取り寄せています。季節ごとにイベント(節分の豆まき・ひな祭り・こどもの日・七夕・ハロウィン・クリスマスなど)も実施し、お客さまも楽しみにしています。こんな地域の皆さまに愛されている「カフェ・カトレア」で、一緒にスタッフとして参加しませんか?
*「カフェ・カトレア」への問合せは/運営委員会事務局 ☎(3339)6125までお願いします。

   イベントの日は、いつも満席です
    ”お客さまとの会話が楽しいですよ!”

[仲間作り] おじさんの地域デビュー「しゃべっても良員会」

 毎月第4木曜日の15:00~17:00まで、大和区民活動センターで運営委員会事業として活動している「しゃべっても良員会」をご紹介します。
 「しゃべっても良員会」は定年退職後の男性が中心となって、毎回メンバーの中から講師を決め(当番制)講師が各自興味のあるテーマで約40分プレゼンテーションをします。その後、質疑応答をしながら参加者が活発に意見交換・議論する会です。 「定年退職した男性を地域に連れ出そう!」という目的で、世間ではともすれば”濡れ落ち葉”などと揶揄されることもある、定年退職後の男性の輝ける場所を作ろうと、代表の布瀬川さんが中心となり平成24年2月に会が発足しました。現在33名の男性会員で活動しています。
 話すテーマは、日頃思っていること・感動した本・ニュースで感じたことなどで、社会の第一線で活躍していた男性方にとっては得意分野であるように思われますが「会社で働いていた人間にとって、自分で課題を見つけて話すのは、意外に難しい」と布瀬川さんはおっしゃいます。会でのルールは「人の話を最後まで聞く」で、最初はルールを守れなかった人も、会を重ねるごとに慣れてくるそうです。そして、もう一つの目的は地域に仲間を作ることで、毎回終了後に自由参加で2時間ほど飲み会が行われ、皆さん楽しみにしているそうです。
*「しゃべっても良員会」への問合せは/運営委員会事務局 ☎(3339)6125までお願いします。

    けっこう真面目にやっています

   和気あいあい、これが楽しいんです!

[ラジオ体操] 31年の健康歴史を持つ「大和公園ラジオ体操会」

 雨天でない限り、元旦も休まず1年中大和公園でラジオ体操をやっている「大和公園ラジオ体操会」をご紹介します。昭和60年「中野区ラジオ体操連盟」に加盟して発足した「大和公園ラジオ体操会」は、今年で32年を迎えました。この間には平成9年と平成25年に、東京郵政局長より「ラジオ体操優良団体」として表彰を受けたり、平成14年には会員の樋口秀雄さんが「ラジオ体操の普及に多大な貢献をした」として個人表彰を受けました。現在、参加人数は夏で約50名、冬は約30名くらいです。
 まずは、1)朝6:25からの準備体操からはじまり、2)ラジオ体操第1・第2、3)整理体操、4)みんなの体操まで、約30分のスケジュールです。
 体育指導員として、会のリーダーを務める小野口伊都子さんは「ラジオ体操の体操一つ一つには、体にとって大切な意味があります。だから正しい体操を皆さんに広めたいのです」と語ってくれました。参加者の皆さんからも「心身ともに健康になったと思う」「生活が規則正しくなった」「体の痛いところが無くなった」など、素敵な感想をいただきました。この会には、新年を祝う会・1月の新年会・7月にはテレビ体操の多胡先生の指導・9月の中野区連盟バス旅行、そして春と秋の歩こう会などの健康と親睦を兼ねたイベントもあり、皆さん楽しみにしています。いかがです?参加自由のラジオ体操の輪に、あなたもちょっと早起きして参加してみませんか。

    夏に企画する多胡先生指導のラジオ体操
 小野口伊都子さんとサポート役のご主人
小野口 武さん

[朗読] チームワークが自慢「大和朗読の会」

 発足して36年を迎えた「大和朗読の会」は、毎週木曜日10:00~14:00の時間帯に大和区民活動センターの集会室で講習会を行っています。
 現会長の船山芙佐子さんが朗読の会に参加したきっかけは、中野区主催の視覚障がい者のための音訳講習会で、朗読でできる社会貢献を見つけたことでした。「大和朗読の会」の一番の特徴は、手作りの大きな紙芝居の上演です「小さな子どもやお年寄りにとって、テレビの動きは速すぎるんです。紙芝居ならじっくり見られるから、お話も分かりやすいんですよ」と、船山さんが教えてくれました。紙芝居はナレーターがいて、登場人物一人ひとりに読み手がついています。読み手の方々の登場人物になりきった読み方は、まるで舞台か映画のセリフ合わせを見るようでした。  現在17人が参加する講習会では、井出和代先生を中心に1冊の本の同じ個所を数人で読み合います。これは同じ文章でも、各々が感じた気持ちを朗読に込める練習でした。参加者からは「ボランティア活動は、地域への恩返しができるようで嬉しい」「向上心を試せるから、やり甲斐がある」「子供たちが真剣に聞いてくれて嬉しい」そして、皆さんが声を揃えて言うのは「メンバーに恵まれて、とてもいい友人が出来た」ということでした。
 最後に船山会長が参加を呼びかけてくれました。「人が喜んでくれる顔を見るのって、楽しいですよ。一緒に朗読ボランティアの輪を広げましょうよ!」。一度見学してみませんか。心に灯りがともるかもしれませんよ。
 
  年100回のボランティア活動をこなします
 
    何人もで読み合わせをします
 
  「大和地区まつり」で上演した紙芝居
 
     船山会長(左)と井出先生

[健康体操] お年寄りの心と体の健康を支える「健康体操カトレア」

 大和区民活動センター運営委員会事業の「健康体操カトレア」で行われている、2つの体操教室を紹介します。
この2つの健康体操への参加は、会場に来て「一緒にやりたい」と言うだけでOK。心と体の健康づくりの輪にあなたも参加してみませんか。
誰にでもできるから「みんなでワイワイ」  
                              講師/長野 誠先生(スポーツボランティア)
 毎月、第1月曜日(祭日は他月曜日に振替え)の13:30~15:30まで、大和区民活動センター地下のレクホールで開催しています。「バルーンバレー」はバレーと言ってもボールは大きな風船なので、誰でも楽しくゲームに参加できます。講師の長野先生は「すぐできる、みんなでできる、誰でもできる、がバルーンバレーなんです。ルールも普通のバレーボールとは違います。受けたバルーンは、必ずチーム6人全員がトスで回してから相手に返します。味方が取りやすいトスを上げることが大事で、受け取る人への思いやりが養われます」。また「このバルーンバレーを取り入れる仲間を増やして、地域間の交流に役立てたいんです」と、大きな夢も語ってくれました。

「ボッチャ」は2020年の東京パラリンピックで正式種目に選ばれた、注目のスポーツです。赤ボールチーム3名と青ボールチーム3名が、コートに置かれた白ボール(ジャッジボール)の近くに置いたボールの数で勝敗を競います。正式競技は車椅子の選手が行いますが、センターでは今のところ立ってプレイする人が多く、車椅子の方の参加を呼びかけています。長野先生は「東京パラリンピックで人気スポーツになると思いますが、一足早く大和町からブームを起こしたいですね」と熱く語っていました。あなたも人気スポーツの先取りに参加しませんか。まずは見学、OKですよ。
    バルーンを追って、いい運動です。

 長野先生を中心にパチリ。みんな仲良しです。

    身体も頭も使うから楽しい!

   柔らかく弾まないボールを使います。

「椅子を使った楽しい体操」      講師/山本明子先生(中野区トリム体操連盟会長)
 現在約30名の参加者で、毎月第3月曜日(祭日は他月曜日に振替え)の13:30~15:30まで、大和区民活動センターの集会室で開催しています。 山本明子先生は”地域の健康づくり”をテーマに、中野区で様々な健康づくりのための活動をされています。とくに「一人暮らしのお年寄りにコミュニケーションの場を持って欲しい」との気持ちから、座って楽にできる椅子体操を始めました。参加者は「先生の笑顔から皆がにこにこしている」「自分自身が明るくなったと思う」どうやら皆さんの心にも効き目がある体操のようです。
 「決して無理せず、にこにこマイペースで体を動かし、平均寿命より健康寿命をおばそう!」と語る山本先生は、とっても頼もしく見えました。

      足の悪い方も安心です 

  山本先生(前から2列目右端)と一緒に
 

[パソコン] パソコンの駆け込み寺「大和パソコンクラブ」

 毎週火曜日の13:00~16:30まで、大和区民活動センターの集会室で活動している、パソコン教室の「大和パソコンクラブ」をご紹介します。 会長の増田満雄さんがパソコンを始めたのは、趣味の山歩きをワープロで記録していましたが、パソコンの便利さを知ってしまったのが、きっかけだったそうです。
 現在講師をされている高山宏嗣さんと出会い、大和区民活動センターのサークル活動の一環としてパソコン教室を立ち上げ、今年で7年目を迎えています。高山先生が語ってくれました「このクラブはパソコンの駆け込み寺なんです。一人ひとりが、パソコンでやりたいことや解らないことを持ち込み、それを解決する場なんです」。参加している皆さんにもきいてみました「インターネットがすごく便利!」「年賀状が作れて嬉しい」「写真加工が楽しい」「やる気のある人ばかりで刺激になる」。現在はシルバー世代中心に、15名が会員登録しています。発足時は受講料なしでしたが、今は会費1000円で、お茶代や懇親会の費用に充てています。取材をしていて気づいたことがあります。参加者は自分のノートパソコンを持ってきますが、それぞれ機種もバージョンも違います。この状況で皆さんからの質問を解決する、増田会長と高山先生はすごい!と思いました。
 最後に増田会長にクラブへの入会方法を聞きました。「まずは、見学に来てください。パソコンを使う楽しさと、皆さんの熱気を感じてほしいんです。そして、やってみたいと思ったら声をかけてください。それで仲間です」。

  プロジェクターを使う本格的授業です
 
      増田会長(左)と高山先生

 若い者には負けないぞ!の意気込みです 
 
    笑い声が絶えない楽しい教室です

[卓球] 楽しい卓球を目指す「スピン」

 毎週月曜日09:00~12:00まで、大和区民活動センターのレクホールで活動している、卓球の「スピン」をご紹介します。代表の目崎貴美子さんは、大和区民活動センターで活動していた卓球クラブに参加していましたが、このクラブが解散してしまったので、仲間6人と新しい卓球クラブ「スピン」を立ち上げ、今年で11年目を迎えています。球にスピン(回転)がかけられるくらいの上達を目指して、付けた名前が「スピン」だそうです。 
 いつも3台の卓球台を用意して始めるカリキュラムは、3部構成になっています。1部はコーチが一人ひとりのレベルアップのための、マンツーマンレッスンをします。2部はワンポイントレッスンとして、決められたテーマに全員でチャレンジします。そして3部は、ダブルスの試合形式のゲームが行われます。観ていると、明らかに試合だと思うのですが「スピン」では、ゲームという呼び方に拘っています。これは「皆でゲームを楽しむ」というクラブのコンセプトが、皆さんにしっかり根付いているからだと感じました。
 現在メンバーは11名。皆さんの年齢は60~80歳。卓球は年々衰える足腰や俊敏性・動体視力・反射神経を養うのに役立つそうです。また、月1回の「30分アフター」と呼ばれているお茶会で、メンバー同士の親睦も図っています。
 いかがです?今までラケットに触れたことのない方でも、安心して参加できる心遣いのある「スピン」に興味を持った方は、一度練習を覗いてみませんか。
     若々しい「スピン」のメンバー  
   可愛いスケジュール表がもらえます

     真剣にゲームを楽しみます 
 
 グループの中心目崎さん(左)と永井さん


                                     

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